毎年10年以上、単独主催発表会を開催してきたが、
以前は、「正確でお客様を感動させる演奏、規律、マナーを教える」
といったことに気をつけて、生徒さんにも、曲にふさわしい衣装で!とか
手首にフリルのあるのはダメ!とか、ペダル踏む人はブーツはダメ!とか
ミュールは禁止、ジーンズ地の服はダメとか、細かいことを言ってきた!
それは、長く楽器店で講師をしてきて、講師皆で、長年話し合って
出た結論であり、人前で演奏する上でのマナーであり、
それを踏襲することは、当然だと思い、生徒さんに何年もこれを
伝えてきた!
しかし、ここんとこ、それはチョット違うのかなぁ?と思い出した。
それは、私が習う趣味の教室の、入会時にもらった会則!
非常に厳格で、月謝を前月に払わなければ、罰金を頂戴します!!!
という、あらゆる面でこんな感じで冷たく、まだ入会したてなのに、
腹立たしささえ覚えた!!!
大勢をまとめるには、規律は必要なのだろう!
でも、まずは、先生と私の 1 対 1 から関係が始まる!
それが、非常に厳格過ぎて冷たく、師弟愛が全く感じられないものは、
いくら先生の中で正しいものでも、
生徒の身になって読んだら、「これは違うな!」と思ったのを覚えている!!!
もうそこの教室は、やはりその後も冷たい言葉をあびせかけられ、
やめるハメになったのだが!
やはり、私の第一印象は正しかった!!!
そんなこんなで、発表会で生徒さんにとって大事なこと、
保護者の方やお客さんに受け取ってほしいものが、
私の中で変わってきた!!!
正確さや規律でがんじがらめの窮屈さを味わわせるのでなく、
もっと 自由でホッとする、温かい気持ちになる、楽しい発表会!!!
その方が、断然 みんなに喜んでもらえるだろう!と
考え方が変わってきたのだ!!!
そのせいか、今年は、友達が出演するので来てくれた人が、
「行って良かったです〜 ♪ 楽しかったです〜♪♪」と言ってくれた!
私の両親に、ダメ出しを求めたが、いつもなら遠慮なくダメ出ししてくる親も、
「悪いとこ? 無いわ!」と言ってくれた!
(生徒さんは、あればドンドン言ってきてください)
毎年、毎月、毎週、毎日、
新たな自分にアップデート!!!