隣りの席で、4人の若いママらしき人の
会話が聞こえてきた。
「へー!ピアノ習ってるの?」
それが、子供かママか、どっちが習ってるのか
は聞き取れない。
「30分で入れ替え込みで月¥7000やでー!」
「高いなー」
相場として、¥7000の月謝は決して高くない。
思わず、隣りの席に向かってこう言いたくなった。
「それは、練習しないで行くから高く感じる
のでしょう? 練習しないで行くと、先生は
この音が違う、指使いが違う、リズムが違う
と、書いてあることを言うのみになって
しまう。
本当は、先生もこんなレッスンはしたくない。
先生の有効な活用法は、楽譜に書いてない
音楽的なことを教えてもらうこと。
先生から引き出すこと。
これができれば、決して高い!とか、
もったいない!なんて言葉は出てこないはず。」
それと、子供さんなら、ママが送迎のみで、
全くレッスン室に入られないと、何をやって
いるのか?上達してるのか?どんな態度で習ってる
のか?わからず、ふと、もったいないのでは?
と思えてくるのです。消極的習い方ですな!
先生に完全にお任せは、先生の負担が大きく、
行儀や態度を注意していたら、音楽的なこと
まで言えなかった!という、これこそもったい
ない状況になりかねない。
習い上手になって、月謝を有効に使って頂き
たいと思います。
当教室では、ピアノの子供さんは募集して
おりませんので、悪しからず…