もう小説は何年も読んでいなかった。
ベストセラーだとか○○賞受賞!とかいう本は
極力避けて通ってきた。
他人が薦める本をみんなで読むなんて、
日本人画一化計画か!?とそら恐ろしささえ
覚えていたから。
昨年、骨折で入院した折、友が一冊の小説を
貸してくれた。入院中は読まなかったが、
退院してきて、読まずに返すのも悪いと思い
主人公があんたに似てると言われたその小説を
半ば義務感で読み始めた。
ほんとに私に似ていた!
主人公の、JR大阪駅に着いたら地下鉄御堂筋線に
行く道がわかりにくいよ!て友に言う
ところとか、両親の出身県とか諸々。
そんで、おもしろくなってきて、その作品の
続編を読み、その作家の小説を全部読み、、、
あら?小説読むの好きになってる?と自分でも
不思議な感覚に!
これも、足を骨折していなければ、友がお見舞い
に本を持ってきてくれなかったら、こんなに
何冊も小説を読むことがなかったわけで。
だから、骨折したから小説読み出した!
ということになったわけです、ハイ。