ほんとに居酒屋は苦手だった。
昔、焼酎とかにこってた旦那に連れられて、
我慢してよく行ってたな〜と思う。
私は呑めない、タバコ吸わないのに店内は
モクモク、客はうるさい、店員は注文を
ムダにでっかい声で厨房へ通す、料理は酒の
つまみみたいなメニューばかりが並ぶ。
アウェイ感この上ない!
しかし最近久しぶりに行ったら様子が変わって
いた。店内モクモクしていない、客の若者は
おとなしい、店員は静かにこちらはモクモクと
仕事をしている、私はメニューの魚の種類に
興味を抱く、「ほうぼう」ておいしいんだよ!
さかなクン言ってたもん!「すいません、
取り皿ください!この皿引いてください」
ナント!?主体的に居酒屋の客をやって
いるではないか!!!
そして、楽しい!美味しい!
たまたま、その店が良かったのかもしれない。
最初の「お飲み物からご注文うかがいます」
の時、たいてい私は酒飲まないから、
「水かお茶でいいです」と言う。
すると、「お一人必ずドリンク頼んで頂く
ことになってます」とか言われる。
ちょっとムッとくる。
こっちは要らないんだよ!と言いたい気持ちを
おし殺し、「じゃあウーロン茶で」とか、
欲しくもないソフトドリンクを頼む。
この最初のやり取りで、50%ぐらい気分が
萎える。やっぱり居酒屋は嫌いなんだよ!
てことになる。
ところが、今回の居酒屋は、温かいお茶を
出してくれた。最初の無駄なドリンクを
頼まなくて良かった分だけ食べ物を多く
注文しようと思った。
終始機嫌良く過ごせた。トータルの金額も
それほど高くなかった。気になるメニューが
他にあったから、また来たいと思った。
お店が良かった、てことも多いにあるが、
主体的に居酒屋の客をできるようになった、
てのは、一言で言うと、、、
はっきり言うて、オバハンになった!
ちゅーことでおますな!