3月の終わりに 南紀白浜へ行った、
この日は暖かく、桜も少し咲きかけていた。
臨海浜は風もなく今日はウインドサーフィンはお休み。
臨海浜の反対側へまわって、円月島へ行ってみた、
春休みのせいで観光船が賑わっていた。
考えてみると、何度も白浜に来ているのに、観光船に一度も乗ったことがなかった。
乗ってみることに、、、
料金は大人一名1500円で、30分ごとに出航しているとのこと
船底がガラス張りになっていて、海の底が見え、 海女さんの漁も見えるらしい、
心躍らせながらいざ乗船。
しばらく走らせ、船は湾の入り口あたりで止まった。
「船の底を見るように」とのアナウンスがあった、
ガラス面を見ていると、突然、青白い足が見えた、
水中で見る人間の足は青白く まるで水死体のようで気味が悪かった、
そのあと 襦袢を着た海女さんの姿が現れた。
二、三度姿を見せ、最後に手を振り消えていった。
白浜とはいえ、この冷たい海に襦袢一つで入り、それも30分ごとに泳ぐのは大変な重労働であ
ろう、
同じ海に入る者として、感動よりも同情を憶えた
船はさらに沖へと走り出した。
海風が気持ちいい、、、。
船底を覗くといろんな魚が泳いでいる、珊瑚らしき物も見える。
30分ほどで遊覧は終わった。
やっぱり、ウインドサーフィンをしている方が楽しいや。