ピアノにしろ、踊りにしろ、
同じ舞台に乗る人との、熱量が違うと、
ひどいストレスになる。
過去、ギターの発表会で、私のフラメンコ(踊り)とギターの生徒さんで
一緒に合わせて出よう!ということになって、
二度ほど出演しました!
私は、本業のピアノであれ、趣味のフラメンコであれ、
自分のできる限りのことをやって、自分のベストを尽くす!という
感覚で、常におります!
しかし、相棒が、「趣味なんだから、これぐらいでいいでしょう!」とか
止まり止まりの演奏なのに、改善策を講じない!とか
母がいつも言う「この歳で出るだけでも偉いやろ?」とかいう言葉を
自分でいうことに、非常にストレスを感じます!!!!
アマチュアだからこそ、精一杯、死にものぐるいで練習してやっと、
人様にお見せできるようになるのです!!!
素人が適当にやったら、当然本番で緊張し、間違う!ガタガタになる!
無惨な結果になること請け合いです!!!
「趣味なんだからこれぐらいでいい」とか
「この歳で出るだけでも偉いやろ」は、
人様が、慰さめてくださる時に使う言葉!
それを、ろくに練習もしないで、自分で言ってしまうのは、
おおまちがいです!!!
音楽とは、時間の芸術です!
時間とは、人間の寿命です!
五分の曲を50人の方に観聴きしていただくということは、
「250分の命を演者がいただく」ということ!
ええかげんな人には、その重みをしっかり受け止めよ!!!と言いたい。
が しかし、逆に 「私なんか下手くそで 人前で弾くなんてめっそうもない!」と
尻込みされる方には、「他人の演奏なんか、みんな覚えてないから
気軽に出てくださいね、と申し上げる」
精一杯やった結果、まちがえるのは仕方ないです!
機械じゃないんだから、コンクールでもないんだから、
パーフェクトにできるわけもないし、する必要もない!
肝心なのは、ベストを尽くしたか? です!!!
舞台で楽器を一曲弾くだけで、
ふだんの練習が、生活が、人格が、見えます!
軽くとらえ過ぎてる人には、厳しく、
重くとらえ過ぎてる人には、敷居を低く、
人によって言うこと変わるけど、かまへん???