昨日は、忙しい子供をとがめずに、ピアノを続けさせてください!
ということをお伝えしました!
しかし、実際お母さんの本音は、
「そうは言っても、月謝払っているのに、練習していかないなんて、
もったいないわ〜」というお声が聞こえてきそうです!
いえいえ!私が言いたいのは、「ずっとやらない!のを見過ごしてください」
と言いたいのではないのです!
発表会、グレード受験など期日があり、
「ここは頑張らなければならないよ!!!」という時には、
みっちり練習してもらいます!
始め、立ち上がりがゆっくりでも、ジンワリと、「出る」「受ける」と本人が 言った
責任感と覚悟を、ここで、自覚させていきます!!!
「○○ちゃんいい? 実際ステージに立ったら、先生は助けに行けないのよ!
当日、なりたい自分になるには、1か月前には、どうなっていたい?
今は、どうなっていないといけない?」と本人に確認します!
そして、他のスポーツや部活や試験で忙しいことを
「あ〜そんな思いをしてやってるのは、えらいわね〜!」とまず
共感します!
「でも、その間でも、ピアノを弾く時間が、全く無い訳ではないよね?」と
更に 本人に確認! 合意!
後は、本人の頑張りを待つ、願うのみです!
それで、頑張った子は、達成感を味わい、自己肯定感を獲得します!
ひどく失敗して泣く子だっています!
だけど、本人は分かっています!
自分が真剣に練習に取り組まなかった結果だということを!
でも、それも、勉強!
翌年、その子は、一回り精神的に大きくなって復活します!
こんな風に、ピアノやギターは、何年という長いスパンで、
成長させてくれる道具です!
今、練習してないからって、お母さんがイラだって、
即決しないで 頂きたいのです!
長い目で見ていただかなければ、成長を確認できないのです!
そのかわり、手間、暇、費用をかけた分、大人になってから
「わー ♪♪♪ピアノ(ギター)弾けるの?すごいですね」と、言われる
貴重な人になれるのです!!!
周りに、楽器を上手に弾ける人 が 何人もいますか?
大抵は、「昔やったことあるけど、今は弾けない!」とおっしゃる方ばかりです。
親子ともに辛抱強く頑張った一握りの子供だけが、その 少数派になれるのです!
お母さんの役割は本人以上に大きいかもしれません!
自分のことではなく、コントロール不可能な子供の将来を
夢見続けてもらわなければ、ならないからです!
どうか、子供を信じて、先生とコンタクトをとりながら、楽器の演奏が
できる大人に、させてあげてください!!!