大津の石山寺は、名前の通り、石や岩が多いから、
階段も多く、足が体力が・・・つかれた〜〜!
座りたい! お茶休憩したい!
主人が、「ここでええやん!」と言ったタダで座れて、番茶飲める所もあったけど、
「いやや、いやや〜!そんな味気ないとこじゃ いやや〜!
さっき、オシャレな抹茶飲める所があったから〜〜」とダダをこねて、
来た道を戻って探し当てた。
「よう 見つけちゃあったんやな? 僕 全然 分からんかったわ!」
「ふ、ふ、ふ、乙女は、お茶屋さんには、敏感なんですよ〜♪♪♪」
入って、私は おうす(抹茶の薄いの)と和菓子! 主人はぜんざい!
ぜんざいは、小豆が2種類あって、産地によって選べるようになってる!
店員さん「どちらの小豆になさいますか?」
夫「こっち よう分からんねんけど、どう違うん?」
そうよね!オッサンが、「ぜんざいには、こっちの小豆の方が合ってるから、
こっちにしてね!」と言ったら、逆にキショい!!!分からんでよろしい!!!
でもね!案外男の人って、焼きもちの入ったぜんざい好きな人多いから、
これから男性ゲットしたい女性は、覚えておいたらいいですよ!!!
私は、店の名前が気になった!
「茶丈藤村(さじょうとうそん)」
店の人に聞いてみた!
「島崎藤村に関係があるのですか?」
店員「はい!藤村がこの近くで、下宿していたので」
テーブルの上の紙にも書いてあった!
藤村が学校の先生をしていた頃、教え子に恋をし、その気持ちを断ち切るために、
教員を辞めて、しばらくこの地で下宿していたのだと!
「あ〜〜!めっちゃ親近感わく〜〜! 偉大な 詩人 小説家が、
恋のために、離職までして引っ越すなんて!!!
おんなじ人間や〜!!! 賢い人も凡人も、恋に人生を振り回されるんや!!!」
と、学生時代、藤村にしばらくハマった私は、
チョットうれしくなって、おうすをいただき、満足して帰途に着きました!