その子の居場所を作ってやれなかった
ことを、残された大人は悔やむだろう！

 

思春期、反抗期、口数も減る！
会話も長く続かない！
そんな中で、どうやって子供の心を
開かせることができるのか？

 

小学高学年頃から、しゃべらず、何か
聞いても「うん」としか言わない子も
いる！
「うん」さえ言わない子もいる！

何を考えているのか把握しづらい！

 

自分もそうだったなー！
小さい頃から口が重たかった私を親が
「あの子は何を考えているのかわからん」
と言ってたなー！？

 

まぁ そうやって、自我を確立していく
成長期だ！と言ってしまえば、一言で
終わってしまうが。

 

家庭環境もあるよねー！？
両親ともに子育てに積極的に関わり
休日も適切に子供の好奇心の刺激と
なるような所へ連れ出してくれる親！

 

そんなお家は絶対子供がグレてやる！
とは思わないだろう！

 

やはり、何か家庭か学校で不満があり
それをうまく表現、消化できずに独り
ためていき、苦しさの飽和状態を超え
自滅行動に移してしまう・・・

 

悩む問題となったきっかけは、その子が
大人になったら、なんで？あんなことで
あそこまで悩んでたんだろう？と思うくらい、

後から考えるとちっぽけなことかもしれない。

 

でも、悩んでる最中に、これは後から
考えるとちっぽけなことなんだから、
悩まないでおこう！！！なんて、
絶対考えられないもんね！

 

過ぎてしまえば、客観的に見れること！

 

しかし、この霧がいつ晴れるのか？
このトンネルがいつ終わるのか？
大人にだって分からないで、グルグル
苦しみから抜けられないことがある！

 

学校で、そういう命に関わること、
困ったらこうしよう！
悩んだらこうしよう！
と、勉強以外に生き抜く知恵を教えて欲しいよね！

 

親が普通じゃなかったら・・・

これは、難しいか・・・

子供が自ら家庭環境を他人に相談はできないな！

 

大人になって、後から考えると、
うちの親はこうだったんだ！
あの時、親も大変だったんだ！ とか

 

振り返って理解することはできても、
扶養されてる立場で「あなた、普通と
こう違うから、もっとこうしてよ！」
なんて、親に言えないっしょ？
暴力で返ってくる親だっているしね！

 

理想的な家庭なんて少ないだろう。
きっと、みんな何かを我慢して、
自分の中で折り合いつけて、育って行くのだろう。

 

私ができること・・・
ピアノ、ギターの先生として、レッスンの間だけでも

その子がその子でいられるようにリラックスできる

環境を作ってやること！

 

音楽で、普段の辛さを忘れて、フッと楽に
なれるよう楽しい雰囲気を作ってやること

 

それは、小さい頃からの信頼性を築いて
おかなければならないこと！

 

何十年講師してきて、
今やっと、気づくこともある！

 

たかがピアノのレッスン、
されど、これでいい！と決めつけ、考えることを

やめてはいけない。

 

時代は変わり続け「子供」と言っても
一人ひとり違う個性でやってくる！

 

ピアノの子供における「トリセツ」なんてないんだよ！

死ぬまで考え続けるしかないんだよ！！！

 

もし今、君が、死にたいほどに悩んでる子供なら、

友達でもいい、信頼できる大人でもいい、
心療内科でもいい、保険室の先生でもいい
話して、泣いて、怒って、自分の中で
パンパンになった苦しさを、少しでも吐き出そう！！！

 

そしたら、話す前より、チョットだけ楽になれるよ！！！

 

好きな音楽を聴こう！
本をたくさん読もう！
自分の好きなことをたくさんしよう！
海、川、山、身の安全に気をつけながら
自然の中に身を置いてみよう！
自然は私達、生物を生んでくれた母だ！
きっと癒される！

 

バカな同級生に負けないで、バカな大人に
負けないで、自分は正しい！と、

生きて、

証明していこう！！！