「うちは、練習しないで行くなんて、

許しませんから！」

 

何度も聞いたこのセリフ！

 

「うちは」

プライドが高いご両親なのだなぁ！と推測される。

 

高学歴？ 地位あるお仕事？
お家柄？ 厳しいしつけ？

 

こっちは「そのプライドはどこからきてる
のですか？」なんて聞けないから、
推測するしかないのだ！

しかし 私 よく思う。

そんだけプライドがあるなら、楽器の一つ
や二つ、習わせられるやろ！と。

プライドの使い方間違ってないか？と！

 

うまく練習させる習慣をつけられない子供
や、ご自分への苛立ちを先生に向けられて
いるのではないですか？と！

 

もちろん、そんなに追い詰められた気持ち
でおられたことを気づけなかったこちらも
プロとして反省はしなければならないが、
一言相談があっても良いのではないか？と！

 

私が思うに、プライドとは！

 

何かくじけそうになった時
「イヤイヤ！うちの家系は、どんなに
ドン底になっても諦めず、コツコツ
まじめに働き続けて、今立派になれた
のだから、自分もこんなことでめげては
いけない！！！」と思う。

こういう時に感じるものであって、

 

「うちはよそと違う良い家系なので
許しません！」と外に向けて使うものでは
ないように思うのです。

 

それは、お母さんが、後づけの言い訳
に利用してる一見正当に聞こえる便利な
言葉な気がする！

 

ホントにうまくしつけておられるお家は
子供はサボりたがり、面倒くさがり、と
いうのを分かった上で、レッスンに行く
のが楽しみになるように、レッスン後お出かけしたり

日々は「練習したら、ゲームや好きなこと

やってもいいよ！」というルールをこさえてくださってたり、
学ぶお手本のママさんもたくさんおられる！！！

 

ぜひその高いプライドを、ピアノを続ける
建設的な方へ向けていただきたい！

 

「あなたは絶対できるよ！！！
ココも弾き方も、良いところがいっぱい
あるじゃないの！！！」
（うちの子なんだから、きっとできるはず
と思いながら。）

 

怒ってるお母さんは、視野が狭くなっています。
子供の悪いところしか目がいかなく
なっておられる！

 

親は「許せない！」
子は「怒られてするのはイヤなんだ！」
その一点で、親子の意地の張り合い
みたいになっておられます！

 

私も母を教えていて、非常に感情的に
叱ってしまいます！

 

これは「いろんなことができるあなた
ならできるでしょ！
歳のせいにするんじゃないのよ！
努力、工夫をしなさい！」という気持ちからで、

決して
「そんなに言われたことを直さないなら
やめなさい！」とは言いません。

 

根本に、子供を信じている！
応援している！ こうなってほしい！
というのを一貫して見せる。

それが大切だと思います。

 

子育てだけでも大変なのに、習い事まで
見てもらって、ホントにありがとうございます！

お母さんの大変さは頭がさがります！

 

でも、お母さんの対応に、子供の未来の
広さが変わってくるのです！

 

成功例を明日・・・