来てくださる生徒さんは、
私がすばらしい先生だから来てくれるのではない!
音楽に感動し、自分も奏でたい!
小さい子供さんは、親御さんが、音楽を楽しむ余裕のある
豊かな人生を送ってほしい!そう思われて
連れて来られるのだろう。
「音楽」という誰しもが心動かされる「崇高なもの」
があって、生徒さんが非音楽世界から
トコトコとやって来て、レッスンの時に
私と一緒にアプローチして、
喜び、遊び、共振し、ともに感動する!
そしてまた、ドアを開けて日常に帰って行く。
人を惹きつける「音楽」に、「何か大いなるもの」を
昨日、レッスンしていて感じた。
そういえば、バッハは教会専属オルガニストとして
毎週驚くべき数の曲を書いていたらしい!
教会の決して座り心地のよくないイス、お祈り、
お説教?、朗読?(すんません!不勉強で)
きっと無かったであろう空調設備、長時間の儀式。
それでも信者の人々の気持ちを惹きつけ続けるのに、
きっと、音楽は必要不可欠なものだったのだろう。
「大いなるもの」という共通の名のもとに。