ベートーベンの活躍した時代は
ヨーロッパが絶対王政からブルジョアジーに移行した時期
王政を倒したナポレオンに共和主義者のベートーベンは感激し、彼を讃えて「英雄交響曲」を作曲した
しかしその後ナポレオンは自ら「皇帝ナポレオン1世」の地位に着いた、
それに激怒したベートーベンは献呈を取りやめた。
その後のヨーロッパ全土はナポレオンの統治下になり
ウィーンに於いても市民への締めつけは強くなった
そこでベートーベンが作曲したのが「戦争交響曲」(ウェリントンの勝利)〈スペインでイギリス軍とフランス軍が戦いイギリスが勝利した実話がテーマ〉
当時フランスの支配に不満を抱いていたオーストリア市民の心を鷲掴み!
大反響で何度も何度も上演され 👏👏👏👏👏
ベートーベンの生前では一番のヒット曲となった、
ベートーベン本人は9曲の交響曲でどれが一番好きかと聞かれ「英雄交響曲」と答えている
かたや「戦争交響曲」は現在演奏される機会はほとんど無い、
音楽はその時代の生き物ですね。
(憧れのベートーベンの墓に参る)