お子さんの場合、まだ年齢的に早かったり、

（個人差あり）、人見知りが激しかったり、

ご両親共がフルタイムで働いておられたり、

（うちは日曜もレッスンあり）子供さんが

レッスンを受ける気持ちにまだなれない時、

無理に、

「絶対音感をつけるために今させなきゃ！」と、

思われないでいいと思います。

 

習う前に、お家でできることがたくさん

あります。

 

童謡、唱歌などを聴く、一緒に歌う、

なじみのあるクラシック音楽をCDやタブレットで

繰り返し聴く、などは、最も簡単で有効な

取り入れ方だと考えます。

 

子供の真新しい耳や脳は、スポンジのように

吸い込みが良いのです。

直ぐに覚えたり、身体に入っていきます。

 

それをしてから習いに行くのと、全然音楽なんか

家で聴きません！というのでは、大きく

その後の伸び具合が変わってきます。

 

有名なクラシック音楽を聴くことは、まだ

この子には早いのでは？難しいのでは？と

思われるかもしれませんが、就学前の

お子さんでも、決して早いということは

ありません。

 

クラシック音楽には、世界各国のエキスが

詰まっています！

身近な幼稚園で習う曲より、はるかに広い

行ったことのない国のメロディ、フレーズ、

雰囲気、特徴、リズムに触れることができます。

 

「世界中の！」「何百年も愛されてきた！」

そして、数限りない作曲家、膨大な曲の中を

選りすぐられて現代に残ってきた音楽は、

「珠玉の音楽！」なのです。

 

今はYouTubeなどで手軽に聴けますから、

それを入り口に、好きな曲を見つけたり、

好きな作曲家を見つけたりしてみてください。

 

安価なCDでも構いません。

小さなコンポプレーヤーで構いません。

スマホでは、音量や音質が聴きにくいので、

ぜひ、スピーカーでクラシック音楽を聴かせて

あげてください。

 

ママの好きなポップスでも構いませんが、

ジャンルや世界が限られます。

 

世界各国の幅広さと奥行きのある音楽に

触れることは、一気にお子さんを世界旅行に

連れて行くぐらいの価値があります。

 

どうか、流行りすたれのないクラシック音楽の

世界へ、お子さんを導いてあげてください。

 

百利あって一害なし！　ですよ。