昨日、指導も、経験と勘がものを言う!
というテーマでしたが、楽器演奏もそうです。
基礎は、まず知識、訓練、教えてもらって
習ってまねる。
しかし、かなり何十年も修練を重ねると、
もう思考回路を通さずに、演奏してること
に気づく。
例えばペダル。
初見の曲も、生徒さんの曲のペダルをつける時
も、理屈である程度考えて、書き入れられます。
しかし「ココ隣り合う音が連続していて、
濁るから、微妙な踏み方が必要ですね!」
て時、私が弾いてみる!
「ハイハイ!ココはこうしてください」と
たちどころにに分かる。
目と耳と足が勝手に動いてる!
脳は通っていない気がする!!!
楽譜からの情報、解釈、運動機能への
命令、全て脳でやってるはずなのに!!!
私には、耳と足が勝手に動いているように
感じる。その後「というのはね!?」と
理屈で説明はできる。
車の運転で言うと、皆さんお分かりでは
ないですか?
「ハイ、右から飛び出してきた
子供がいるから、右足のアクセルを離して
ブレーキを踏みましょう。左にスペースが
あり、よけられるからハンドルを左に
きりましょう。その時、後続のバイクや車にも
気をつけましょう。」
なんて、考えるヒマある?
とっさの反射神経でやりませんか?
それとピアノにペダルをつける!も同じなん
です! 反射神経なんです。
「濁りそう!直ちに踏みかえるか離す!」
そうなんだ!!!
反射神経で弾いてます!!!
手で熱いものを触って「アツ!」と反射神経で
離しますね!? これと一緒ですわ!
反射神経て、脊髄反射だったかな?
ピアノも脊髄反射で弾いてます!!!
生徒さん、脊髄反射で弾けるように
なるまでに、追いかけてきてね☆
余談、スペイン人が言ってた!
「ハンシャシンケイ?ホントに日本語?
ロシア語じゃないの?」とえらくウケて
笑っておられました。
どうも、音が日本語らしくないらしいです!