オーナーがギターの私のフラメンコ踊りは
みんながフラメンコを知らないことを
ええことに無事終わった。
次!主人のギター!
クラシックから始まり、ポップス、ラテン、
数曲聴いた!
間に私が割って入り「実は私、ピアノの先生
ですねん!」と、この直前まで、まさか弾こう
なんてちっとも思っていなかったのに、ノリで
スタスタとアップライトピアノの前へ行き、
子犬のワルツを弾き始めた!
普段ならこんな曲、オチャノコサイサイなのに、
最近練習を怠っていたから手がこわばって、
スットコだったので、このままでは引き下がれんと
エリーゼのためにを弾いて、何とか、これまた
クラシック音楽を知らないであろう人たちを
煙にまいて、引っ込んだ!
んでまたまたギター演奏!
この日に来てた客はラッキーだったはず!
タダで芸者呼んだ!ぐらいの値打ちはあったと
思う。
私は飲まないから、日頃のウサを騒いで晴らす!
ということを知らない!
でも、飲兵衛がいつもやりたがるのは、
こういうことなのかなぁ?というのが少し
分かった気がするし、飲まなくても、こういう
日頃のグジグジと考えることを忘れて、
恥ずかしい!とか、上手くやらねば!とか、
人の目がどう!とか、そんなことは
ノープロブレムな時間を持つことは大切だ!
んにゃ、絶対必要だ!とまでに思った!!!
これぞフラメンコの世界!てのを味わった
ように思う!
好きに歌い、弾き、踊る!こと。
芸者文化のある日本にも昔からあったのだろう。
しかし、身内の間で!とか、ホントに生活に
根づいた、日々の暮らしを歌ったり庭で踊ったり
楽器を弾いたり家族でワイワイと開放的に ♪ と
いうスペイン風なものは、無かったのでは?と
歴史に疎い私なんかは思う。
宿を出て帰る途中、白浜の魚やみやげ物とか
売ってる大きな店に(とれとれ市場かな?)
寄って、思わず買ってしまったのが、
みかん梅酒とレモンのリキュール!
酒に弱い私には無縁だと思っていたけど、
昨晩の体験で、チョット試してみたくなった!
家でも、この夜の気分の再現が酒でできるのか!
わかんないけど、人生やりたいことは
やり尽くして死にたい!!!