ベートーベンの晩年の頃はウイーンの音楽事情も大分変わってきた
ウェーバーやロッシーニなどが台頭してきて
ベートーベンは時代遅れの作曲家になりかけていた
そのベートーベンのあまりにも落ちぶれた暮らしぶりを見兼ねて
彼を尊敬していたウェーバーは援助を申し出ている
(汚い格好で町を歩いていて警察に逮捕された事もある)
ベートーベンが最後の力を振り絞って書き上げた大作が音楽史の金字塔「第9」だ
この一曲で再びウイーンにベートーベンフィーバーが興る
1楽章 は闘いがテーマ
2楽章 は享楽がテーマ
3楽章 は愛がテーマ
4楽章 は中途半端な闘いや享楽、愛を否定して真の人類愛を高らかに歌い上げる「喜びの歌」
僕は3楽章が好きです(^_-)
演奏時間70分
※ ベートーベンは作曲する際に違うタイプの曲を同時に作りました
例えば[運命と田園]そして[7番と8番]
今回も9番と10番を同時に作っていた様です
でも自分に時間がない事を感じた9番にまとめたみたいです
(もうこの頃は耳だけじゃなく身体中がぼろぼろでした)
10番は後から作りかけたんじゃなくてその時の片割れじゃじゃないでしょうか?
「知らんけど」(^^)