何せご機嫌なおじいさんである!
車いすで、あんなにご機嫌にバイオリンを
弾いている人を初めて見たし、弾いていない
時も、いつもご機嫌なのだ!
ユダヤ人、車いす、といった辛かっただろう
ことを思う。
飛行機に乗る時も、車いすに乗ってる足には
金属の装具が付けてあり、いちいち触られ、
足の装具だ!と説明しなきゃいけない!
私、アムステルダムの空港で、何も悪い物を
持っていないのに、セーフティーベストを
服の中に着ていただけでこっちへ来い!と、
女係員にカーテンのある試着室みたいな所へ
入れられて、ほとんど上半身裸にされた!!!
だから、いちいちシチめんどくさい身体検査を
受けておられるうっとうしさは、よく分かる!
イツァークは、ご両親が裕福でなくとも勤勉で
愛情に満ちていたのだろう!と察するし、
奥さんともとても仲が良さそうだった!
彼女は学生時代からの付き合いで、とても
彼のことをよく理解している!
そういう人間関係が、常時機嫌良くいられる!
ということにつながるのかなぁ!?と思うのと、
バイオリンによって、自己表現、自己実現、
幸福感が満たされているんだなぁ!と感じる。
そうなんだよ!!!
楽器は、おしゃべりをするのと同じに匹敵する
自己表現だと私は思う。