あんなにキレイで、子宝にも2人も
恵まれて、お仕事もきらびやかな経歴で、
それに比べたら、私なんて、、、と
思ってしまったのは、私だけではない
だろう!
メディアからもしきりに「悩みがあったら
相談してください」「知り合いが様子が
違ったら、声をかけてください」と
聞こえてくる。
難しいんだ!!!
話を聞く側の応対!!!
「頑張れ!て言っちゃいけないんですよね?」
とシロウトは戸惑う。しかし、専門家もはっきり
「こうしてください!」とは、言ってくれない。
私がズンドコの時、話し相手に「イヤ〜
そんなことないよ!大丈夫だよ!」と言われ、
「誰も分かってくれない」と何年も途方に
くれた。
自殺したい!なんて、高校生ぐらいから
100回以上は確実に思った!!!
でもしなかったのは、私が死んでもきっと、
私を苦しめている人は、その後も何にも
なかったように、平然と楽しく生きるだろう!
と思い、ムダ死にだけはしたくなかったから。
でも、苦しい側の立場を分かっていると自負
していた私なのに、この間、生徒ちゃんが、
ちょこっと吐露した胸の内の言葉に、
「でも こういう見方もあるでしょう?」と
言ってしまった!!!
きっと生徒ちゃんは、思ったはず!
「何にも知らないくせに!」と。
後日、私は後悔した。
その場をなだめる感じにしたかったのか?
違う観点もあるのだよ!と慰めたかった
のか? 私はとっさに、違う意見で
ごまかそうとしたのだ!!!
今までさんざんやられて悲しかったことを、
逆の立場だとウッカリやってしまったことに、
自分でショックを受けた。
もし、数日前に戻れるならば、私はこう言う。
「へ〜そうか〜 そう思うんだね!?」
聴く、傾聴する、その難しさを、改めて
感じさせられる今日この頃です。