ネットで、「本革」とうたった広告で買ったら、合成皮革のカバンから送られてきた!
返品したいとメールしたら、手数料を差し引くとか、送料元払いで払え、とか言われた。
虚偽広告をするサイトが悪いのに、どうして私が手数料や送料を負担しなければならないのか?納得がいかず、サイトや生活消費センターや警察に相談したが、いずれもそれぐらいの被害で済んだのなら、諦めたら?と言われた。
実際、商品代金は返ってくるし、送料代金は高くても1000円位のものだろう!
でも、だからといって、納得できなかった。
例えば、あなたがスーパーやホームセンターで、表示と違う悪いものを買わされて、返品に行ったら、「1000円払ったら返品に応じる」と言われたら、「はい¥1000払いますから返金してください」と言いますか?
多くの人が「はぁー?なんでこっちが1000円払わないといけないの?」と怒りませんか?
納得できませんよね?
ネットなら納得しないといけないんですか?
そういうことです。
消費生活センターの人も電話をかけたり骨をおってくださいましたが、最終的に、「前田さんは間違ってないんです!
だけど、現実問題として、多くの場合、お金は返ってこないんです。」と言われた。
私「多くの場合返ってこない!という事実を、今教えてくださったのですね!?ありがとうございます」
と返事をしました。普通の人はここで、そういう問題を多く扱っている人がそう言うんだから、その人に従っておこう!と考えるだろう。でも私は違う!
無理なんだ!と思った時点でそれは不可能になる。
絶対可能にするという強い決意の下の行動でなければ、その悪い慣例を覆すことはできない。
私はセンターの人との電話で続けた「そうやって、妥協しているから、悪徳業者がのさばって消費者が泣きを見ているんじゃないんですか?」
センターの人「そうなんですけど、では、がんばってみてください」と、私の頑張りに任されることになった。
そして何軒も何軒も電話やメールを重ねることで、ショップサイトの方が折れた。
送料払わなくてよくなったし、全額返金されることになった。
当然である!!!
日本の店やメーカーなら当然の対応である。これが香港の会社だったから、ややこしかった。しかし買い物時点で、これが日本のサイトなのか外国に会社のあるショップなのか見極める事は困難だった。
だからきっと、革製品だと騙されて使っている人もいるだろうし、合成皮革だとわかっていても諦めてそのまま使っている人もいるだろう。
そして悪徳業者は、偽物と分かっていて本革と偽って広告し、騙せたら儲け物!
返品を言ってきても、送料を客にもたすことで、会社に不利益は無い。
こういう商売を続けている、続けさせてしまっている消費者、消費生活センター、警察その他関係機関、、、
実は私も、500円〜1000円のことなら払ってしまった方が、楽かな?と何度も思った。
しかし、そういう問題じゃないんだ。
自分の健康が怒りのあまり損われるかもしれない!と思っても、明らかに悪いとわかってやっている商売や人を、許すわけにはいかなかったのだ!
それが次の被害者を生むことにつながり、ネット販売を信用できなくなる要因につながる。
そんな諸々のことを考えて、私は最後まで闘った。
結局、最後は自分ですわ!