子供の頃、何を見る（観る）か？は大事だ。

 

どんな文化に触れたか？

何を聴いたか？

どんなデザインを見たか？色彩を見たか？

どんな植物の香りを嗅いだか？

どんな花を見たか？

どんな景色を見たか？

 

気持ちの良い風を頬に髪に感じたのは、

どんな時だったか？

海を見たのか？山を見たのか？

昆虫か？小動物か？

 

どんな味か？

人の方言、話し方、その裏に見える心。

聴いた音楽。流行ってた歌。

満開の桜のトンネルの下を歩いた時、

何を感じたか？

 

自分を造ってくれた本達のこと。

お月見やお祭りの夜の香り。

友達とのいくつもの遊び歌。

 

ん？　なんかいつのまにか、卒業式のセリフ

みたい？「枕投げをした修学旅行！」みたいな！

ハハハ ( ´ ▽ ` )

 

話もどします！

 

大人になると「あれ？この20年、私、

何してたんやろう？」と、不安になることがある。

 

「あれ？よその子は、もう大人になって、

子供までいる！？　私、変わってない！！！」

みたいな！？

 

真剣に必死で生きてきたはずなのに、何？

この虚無感は？てこと、同級生と話してても

多くがあるみたい！！！

 

私が思うに、大人は、感性が鈍化していて、

もう感動しにくくなっているんだと思う。

良い意味で、安定してる！動じない！かな？

いろんなことが、もう分かりきっている！

ワー！初めてだわ、この経験！てことがない。

 

だから子供の頃の数年の新鮮な感動は、

いつまで経っても覚えているし、だからこそ、

子供の頃の体験は重要だと思う。

 

よく、子育て中のご両親が「子供には、

のびのびとした環境で育ってほしいんで」とか

言って、田舎に引っ越したりされるお家がある。

全身を使って遊ぶ経験はその後の体格や体力に

おおきな影響を与えるし、重要だと思う。

 

しかし、自然の中で遊んでればいいのか？と

言えば、大人になってからの社会生活や仕事を

考えると、コミニュケーション能力や感性も

大事になってくると思う。

 

だから、子育て中の方は、田舎に住んでいて、

自然に触れ、身体を普段、使っているなら

週末は、コンサートや美術館、博物館等に行って、

文化的感性を磨く。

 

都会に住んでいて、人工的な刺激は多いんだ！

と言うお家は、休みの日には郊外の自然豊かな

所に行き、野生動物だった頃を思い出す！

そんな工夫が必要では？と、都会と田舎、両方

で育った私なんかは思う。

 

どっちにしろ、鋭敏な感性を働かせる！という

意味では、同じなんですが。

偏る！てのがいかんのかな！？と思います。

 

しかし、偏ってる時に「今、この状況は、

偏ってるな？」と、なかなか気づきにくい

もので、都会に住んでたら、

「今、空気悪いな？」「水が美味しくないな？」

てことは、わかりにくいもんです。

良い悪い、両方体験してこそ、違いに気づく

ものです。

 

だから、親も両方を体験して、違いを知りゃな

ならん！てことですな！？

 

手前味噌ですが、私は、この仕事をするに

あたって、文化的感性を、子供の頃に磨かれた

ことは、とても良かったと思っている。

 

その後、自然豊かな和歌山で暮らせている

ことも、ありがたいです♥︎

 

いろいろ思い出される、春の桜の季節で

おます〜🌸