この曲を初めて聴いたのは高校生の時
買ってきたレコードに針を落とした瞬間に異様な音楽が流れる
(ヘビメタもぶっ飛んでしまう)
僕はベートーベンからクラシック音楽を聴き始めたので
それ以前のハイドンやバッハには抵抗がなかった
後世になるほどベルリオーズやチャイコフスキーなど刺激的な音楽が現れてきた
中でもストラビンスキーの「春の祭典」は一番驚いた
初演の際も曲が始まるや驚いた客が「やめろ!やめる!」と騒ぎ出し
客席にいたサンサーンス(モーツァルト以来の天才作曲家)は「あまりにも酷すぎると言って会場を去った
それに対して「ブラボー!」と叫ぶ賛同者
客同士が殴り合い、挙句はケガ人が出る始末
遂に警察が介入して治める
(まるで矢沢永吉のコンサートみたい)(^O^)
「怒号と称賛」20世紀最大の問題作
現在では「20世紀最大の傑作」と云われています
(写真は高校生の時に小遣いで買ったマティスの「ダンス」が表紙のレコードです)