「明日食う米あるんか?あるなら心配ない」
断水ごときでワーワー言ってる我を少し
客観的に観られるようになると、ふと、
死んだばーちゃんの声を思い出した。
私ら苦労言うても、大した苦労してない。
朝鮮から引きあげてきて、ライフライン
どころか家もなく、今日明日食べる物を
調達するのに必死だった戦中戦後の母、祖母。
究極の環境を生き抜いてきた人達は、
断水なんか屁のカッパなんだろうな!?
うーー!ばーちゃんに怒られる〜
「何言うてんのや!
ある物の方が多いやろうが!」て。
ばーちゃんの言うことは、全てホントのこと
だった。
人間、学歴やない!生き様やね!