昨日はフジコ・ヘミングとN響のコンサートへ行きました
なんと、県文の大ホールが満員!
もちろんこれはN響メンバーの力じゃなく
おん年90歳のフジコ・ヘミングの人気によるもの
プログラムはポピュラーなものばかりでとても聴きやすかった
1曲目はモーツアルトの「アイネクライネナハトムジク」
2曲目はチャイコフスキーの弦楽四重奏1番の2楽章「アンダンテカンタービレ」
この曲は初演の際、文豪トルストイが涙を流したという曲
ほのぼのとした牧歌的な曲です
3曲目はショパンの
ピアノ協奏曲1番の2楽章
ショパンコンクールで入賞した反田氏がピアノ曲の中で1番美しいと褒めたたえた楽章です
ピアノをこんなに美しく聴かせられるのはショパンならではですね
4曲目はシューベルトの弦楽四重奏の「鱒」
唯一、全5楽章が演奏された曲
テンポが遅かったので40分を越す演奏になった、4楽章だけでもよかったのじゃないでしょうか?
コンサートラストはフジコ・ヘミングのソロでシューマンの「トロイメライ」とリストの「カンパネラ」が演奏された
演奏は迫力に欠けたものだけど
フジコ・ヘミングがテレビ📺で紹介され、彼女の人生に共感した人も多くその影響もあり盛況なコンサートになった
テレビ📺の影響力は強く、
日本のクラシック音楽がこの50年で一番売れたレコード、CDは何か?
それは佐村河内守の「HIROSHIMA」だ
NHKのドキュメントで取り上げられ一躍有名になった
東京藝術大学の某教授は「この曲の前ではショスタコーヴィチやストラビンスキーでさえくすんでしまう」と言い放った
コンサート会場では感動のあまり涙する女性の姿も多かった
良し悪しにつけテレビ📺の影響は大きい
もっとも「HIRISHIMA」は新垣隆さんが作った立派な曲です
とにかく90歳で舞台に立ち続け、これだけの人を集められる
フジコ・ヘミングに拍手、拍手👏👏👏👏👏