2部 シューベルトのピアノ五重奏「ます」
フジコさんを囲んで後ろにN響メンバー四人が
並んだ。
???大体弦の方達は、前に並ぶよね!?
フジコさん、若い頃の暖房も無い部屋で、
コンサート前の練習をしていて、風邪を
こじらせ、耳が、たぶん、4分の3ほど、
聴こえなくなった、、、と聞いた覚えがある。
後ろへ弦の方達が並ばれたのは、そのせい
かもしれない!!!
2人合わせるのでも大変なのに、5人は
1人間違ったり、息が合わなかったりしたら
直ぐにわかるから、難しいよね!?
途中、ピアノのが先に止まり、他のメンバーも
進めなくなり、止まった。手に汗握った。
直ぐ続行!になり、ホッとした。
途中も何回か、???てとこがあったが、
50分近い「ます」が終了!
フジコさんとN響メンバーの方々、よく
正月にこんな長い曲を引っさげて、和歌山に
弾きに来てくださった!と心の中で頭を下げた。
観客は、演奏が素晴らしいあまり、思わず楽章の
途中で拍手をしていた!のではないことがわかった。
その拍手は、曲が終わったように思ったから、
宇多田ヒカル風に言うと「It’s automatic」に
なされていたのだ。