てなふうに、えらそうなことをツラツラと
書いてきた私ですが、自分のきた道を
振り返ると、他人様にえらそうなことを
言える人間ではありません!
あの先生に失礼なことを言ったなー!
やってしまったなー! そんなことを
思い出すと、穴があったら入りたい!と
今でも後悔すること多々。
でもピアノの恩師は、見逃してくださった。
だから今「先生(私)に対してそんなこと
よく言えるわねー!」と怒ってしまいたい
時でも、グッとこらえる。
子供なら、しつけとして注意することも
あるが、大人の生徒さんには言いにくい!
私が習ってきた数多くのフラメンコ の先生の
中には、気に食わないとすぐにキレて、自分は
ストレスをためない!という人達がいたが、
私は、絶対にあんな風に短絡的で、生徒の
心を傷つけまくる先生にはなりたくない!と
心に誓っているから、じゃあどうする?を
受け取って、脳みそフル回転で、解答を
出すことになり、ひどく疲れる。
自律神経が出張してしまうこともある!
「自律神経、帰ってこーい!」と、寝込み
ながら祈ることもあり、他人を傷つけるか?
自分を磨耗させるか?の結局どっちかなのか?
と、正解を求めてまた考える。
理想的な生徒の在り方、というのはある。
けれど、生徒になったばかりの人に、それを
理解せよ!と言うのは難しい。
何年もかかって、技能や人間性を成長させる
ためには、先生のおっしゃることを、一旦
「ハイ」と言って飲みこんだ方が得策なんだ!
ということが分かってくるのだろう。
こちらも、キレずに磨耗せずに、上手に
対応できる力を鍛えなければならない。
私の人間力の向上になっている!と思えば、
ありがたいことです!
最後に、上手に習うためのキーワードを
一つ!
それは「敬語」かな!?
失礼な人は、基本的に敬語を話せない。
和歌山の人に多い。
すぐに打ち解けて、フレンドリーで良い所も
あるが、敬語が話せないということは、上下が
ないのだ。前回の冒頭に書いた「習うとは、
先生の下に入ること」という前提に立てない。
なーなーで、仲の良い近所と友達の中だけで、
暮らすんだ!と決めている人は、
どうぞご自由に!
しかし、自分を成長させたい!変わりたい!
違う世界に触れたい! と思って、習いに
来る人は、やはり敬語でご自分の立場を
認識してほしい。
ドレミの前に、こちらが教えなければ
いけないのかしら? 「私は先生なので、
敬語でしゃべってください」て!
やれやれ (-.-;)y