私の印象だか、元保育士さんや幼稚園教諭

だった方で、定年後にもう一度ピアノを

習いに来られる生徒さんは、非常にまじめ

で熱心な方が多い。

 

若い時は仕事で弾いてた！必要だから

弾いていた！自分の好みに関わらず！

 

だから、定年後は自分のために、自分の

好きな曲を弾きたい！と、何十年も気持ちを

温めててこられたから、一回のレッスンも

おろそかにしたくない！というお気持ちが

伝わってくる。

 

特に女性は、家事、育児、孫の守り、介護、

自分の体調の変化など、時間や体力が、

思い通りにならない場合が多い。

 

今！しか習う時がないのです！

介護が始まる前に！

やつと孫が大きくなったから！

指が動くうちに！

 

（あえて言うが）女は、多方面に気を配り、

時間や体力を周りの人間のために使う。

女は、とか言うと、最近の傾向に反する

ようだが、実際問題、私の周りの多くの

女性は、そうなのだ！！！

 

話を戻すが、いくらでも時間がある！と

思っているのと、貴重な時間をやりくりして

習いに行く！では、中身の濃さが変わって

くる。

 

何十年も働いて、家族のためにも働いて、

それでも申し訳なさそうにピアノを弾く

謙虚過ぎる人たちに、尊敬と癒しの心で

レッスンしたい。