そんで、今は機嫌良く弾けて、家の練習も
うまくいってる小4男子!
こないだ、ママからメールが・・・
一瞬ドキッとする!
やっぱりやめます!と、突然言い出す親子がいるからだ!
まぁ ここの家族とは100回くらいはメール
や話し合いをしたから、突然の親子ほどの
ショックはないにしても、やはり
「何やろ?どうしたんやろう?」と、まず
不安が頭が駆け抜ける!!!
ママ「あんまりおもしろかったので、
ビデオに撮りました!」と、彼が左手の
和音を弾きながら右手メロディをキレイな
ボーイソプラノで歌っていた!!!
私「まぁ キレイな声!(まだ変声期迎えて
ない少年の声は、女子以上にキレイだ!
ウイーン少年合唱団みたいにね!)
音程もバッチリ合ってますよ ♪」と返信!
アーーーー!!!!
一年待ってくださって良かった!!!
あの時、もうママが練習しなさい!という
ことに疲れ果て、他のことを注意することにも疲れ果て、
ピアノやめさせます!と、強引になっていたら、
この生き生きと弾き歌う少年の姿は見ることは
できなかったのだ!!!
じっくり私が彼と向き合い、話を聞き、
音楽を楽しみ、励ましてきた!
今でも直ぐにできなかったら
「これ!クソ難しい!ムリや!こんなん!!!」
と投げやりになるのをなだめ、
「この曲〇〇ちゃんの好きそうな曲やんか?」
「先生、オレ、できると思う?」と
弾いてやってもまんざらイヤでもない風な
偉そうで、不安そうで、認めてほしくて、
そんな複雑な気持ちを床にばらまいたのを、
私がそれを全て拾って、手の中でギュッと
温かさでもって一つにして、
彼に帰り際、握りたてのおにぎりをお母さんが子に
渡すように、言葉やスキンシップで渡してあげる♡
徐々に練習してもいいかな?という気持ちになった!!!
ママも何も以前と取り立てて変わってませんよ!
とおっしゃるが、イヤイヤ!
「お兄ちゃんの勉強を見た後に
弟のピアノタイムを作って3人でやってます!」て、
以前と全然違うやん!!!
以前は怒ってた!更に怒ってた!注意して、叱ってた!!!
ピアノタイムなんて言葉、以前なら出も
しなかったやん?
お兄ちゃんに付きっ切りで勉強見てやって
弟にも同じように付き合ってやらないと
ダメかな〜?というママの気持ちが
表れた「ピアノタイム」という言葉じゃない?
近くにいてると分からないことがある!
1週間見なかったら、一気に大きくなる小学生!
心も頭も、それだけ成長してるんだよ!!!
たまにしか会わないから分かることがある!!!
「この子成長したな?以前と全然違う!」
その新鮮に聞こえる褒め言葉を、近過ぎて
分からないママは、素直に聞いてください!
「いいえ!この子は家では全然違うんです!」とか
「あれもこれも悪いところがいっぱいあるんです!」とか、
悪いとこ探しを一旦止めて、
どうぞ30年近く講師をやってきた者の話を
素直に聞いてください!