放課後、ガンとして、文化祭での
舞台を否定されて許せない私達と、
批判したとされる他クラス担任先生
との話し合いは、ずっと平行線で、
長時間が過ぎた。
いつも穏やかで優しい教頭先生が、口を開いた!
(もう何十年も前のことだから、
正確ではないかもしれないが)
「特別指導学級の子達のことは、
君たちに頼む他ないのだから、
どうか、これからもよろしく頼む!」と、
涙ながらに おっしゃった!!!
教頭になられるぐらいだから、
結構なおじさん先生だ!
その優しい教頭に、涙ながらに
頼まれたら、もう 私達は、
「はい、分かりました。」
と、引き下がるしかなかった。
舞台で暴れた子の反省の言葉も
クラスで聞き、この年は、これで
一応苦い思い出として、文化祭を
終えたのでした!