運悪く、チョー恐い先生と廊下で
はちあわせして、私がクルッと背中を
向けてしまったのが運のツキ！！！

 

呼び止められ、カバン検査後リップの
赤いのを叱られ、頬を叩かれた！

 

痛くなかった！
拍子抜けするほど柔らかなビンタだった！

それで終わってたら良かったのに！

その後の体育の授業の後、私だけ呼ばれた！

 

滅多に素行を注意されない慎重な
私にとって、お前だけ残れ！と
言われる恐さは、高所恐怖症の人が
ジェットコースターに乗らされる
ぐらいの恐怖だったと思う！

 

先日のリップ赤い件だったが、
言われたのは、それをジカに叱る事ではなく

「お前どうしたんや？」という

内面を探る質問だった！

 

「お前は、（特別指導学級の）◯子の面倒を

よく見てるのも知ってる。
お前の担任さんには、こないだのことは

言ってない！どうしたんや？」

と、私のまじめに見えてた内面の変化を心配して

2回目の呼び出しになったのだった！

 

もう、その先生に何か言われたら、
返事なんかできない！
赤いリップを付けてたのは、私が悪い！
担任には言わないという配慮もしてくれた！
何も、返事も反論も言い訳も全くできなかった！
しかも、私の他の時間も見てくれてたんだなぁ

という感謝もある。

 

ただただ 涙をポロポロ出すという
イヤ、勝手に涙が出てくるという受動的現象を

止めることはできなかった！

私は一言も発しなかったと記憶している。
ただ、先生の愛情を受け取った。

 

周りの友達には「おけい、どんな悪いことしたんや？」

と思われるぐらいに、私の涙の量は ハンパなかった！

 

でもね、先生！
あの時の涙の本当を意味を、言葉にすれば、
「早く大人になりたい！
早くパートナーを見つけて心安らぐ家庭を作りたい！」
そんな心境で赤いリップを着けてたことを、

先生には言えなかったんですよ！

 

私は以前からこの私であり、たまたま
まじめに見せてたことが、成功していて
先生にそう映っていただけで、
不良の子の心がささくれている子と
ほとんど変わらないんですよ！と。

 

今、◯十年経って、きっとこのブログなんて、

絶対読んでくれることはないと分かっていながら

先生に向けて書いてます！

 

先生は大変だ！

子供の成育過程、家庭状況、
見えないまま、指導していかなければ
ならないから。

 

先生には分かってもらえなかったけど
先生の愛情は、伝わりましたよ！

 

アッ！！！

そうそう！ この先生が、教育実習の
授業を観に来てくれたことを書きたかったのが

えらく寄り道をしてしまいました！

また 次回・・・