横綱というトップの地位に登りつめた人に
気軽に「分かる、分かる〜」と安易に共感するには
畏れおおいかもしれないが。
私が共感できるところは、ケガのせいで実力が
思うように発揮できなかった!というところ。
ピアノ弾いてても腱鞘炎になったら、練習厳禁!!!
本番近づいてるのに!!!
フラメンコ靴で足を痛めたら、レッスン一年休止!!!
自分が怠けてできないわけじゃないのに、
身体的にストップがかかる、この心と現実との
ギャップの苦しさ!!!
私が分かるのは、ココのとこ!!!
みんなよく、他人に「ガンバレ!」て言う!
応援してるけど、そういう言葉しかないのが、
あらゆる微妙な違いを言い表せるはずの日本語の限界だ!
全国民に、良い言葉を創っていきませんか? と
呼びかけたい!!!
本人、頑張りたいのに、どうしようもなく
頑張れない時にかける言葉を!!!
言葉かけ、て難しい!!!
一言が、相手を傷つけることだってある!
相手の状況、心情を分かり尽くしても、
かける言葉が見つからないこともある!!!
余命短い人にかける言葉も・・・見つけられない。
頑張ってるんだよ!!!
だけど、思うようにいかないんだよ!!!
そのいきさつを、目の前の他人に、一から全て話せない!
話したところで、分かってもらうメモリを持って
いない人には、通じないんだ!!!
今のところ、共感してあげるしかないみたい。
苦しかったね!頑張ったね!大変だったね!
そして、相手に何も期待しないこと。
待ってあげること。
今の私に考えられるのは、それぐらいです。
稀勢の里さん お疲れ様でした。
「一片の悔いもない!」と言った 日本人らしい、
横綱らしい最後のお言葉でした。