マドリッドを中心にスペインの旅の思い出です
マドリッドを選んだのは
もう一度ピカソの「ゲルニカを」見てみたいという思いに駆られたからです
スペインに着いて一番先の行ったのがソフィア王妃芸術センター
ここにはピカソの「ゲルニカ」が展示されている。
最初に「ゲルニカ」に興味を持ったのは30年前にゲルニカの町を訪れた事にあります
一歩足を踏み入れた町の様子はスペインらしくはなく
町に立つ警官はベレー帽を被りスペイン警察とはまた違う
町のあちらこちらには政府を非難するらしきポスターが貼られ
中にはナイフで顔を大きく切られた若い女性のポスターも、、、
そう! ここ「バスク地方」はスペインから独立をしたがっているのだ
(バスク地方はスペイン、フランスに跨っておりスペイン4、フランス3の計7つの地域から成り立っている、バルセロナと同じく今もスペインからの独立を願っている)
第2次大戦中スペインは内戦中で共和国軍に手を焼いたフランシスコ・フランコがドイツにゲルニカを空爆することを要請
世界初の「都市無差別爆撃」である
この事件を知ったパリにいたピカソが怒り任せて一気に描き上げたのが「ゲルニカ」だ
スペインの反政府軍は当時開催されていた「パリ万博」のスペイン館に展示した
その後ピカソはナチス秘密警察の尋問を受ける
「この絵を描いたのはお前か!!」
ピカソ「いや、この絵は描かせたのはお前たちだ!!」