今回はゲルニカをテーマにした小説を読み
もう一度ゲルニカを見てみたいという気持ちになった
ゲルニカの絵(壁画)に圧倒される原因の一つは縦349㎝横777㎝という大きさだ、それも白黒(実際はグレーや紫も入っている)という斬新さ
作品が大きくなったのはパリ万博のスペイン館の壁に展示する作品を依頼されていた為で、
それまでテーマが決まっていなかったのがゲルニカの空爆に怒り一気に描き上げた。
ピカソは、フランコが退きスペインに民主化が戻るまではスペインにゲルニカを戻さないように希望した(その間ニューヨーク近代美術館に展示されていた)
その後1973年にフランコが死に民主化されたスペインに返されることになった
返還されることに関し、首都である「マドリッド」やピカソが活躍した「バルセロナ」ピカソが生れた「マラガ」が名乗りを上げる
それ以外にも「ゲルニカ」の町やバスクの中心都市「ビルバオ」も声を上げている
プラド美術館の館長の希望でプラドに展示されたがプラドの歴史的作品とは相入れないと
新たに、病院を改装して造られた「ソフィア王妃芸術センター」に移された
(ピカソ、ダリ、ミロなど近代作品が中心)
1992年にはソフィアの入館者はプラドを抜きスペイントップになっている