チェコの通貨 コルナしかダメ！という

融通のきかんドボルザーク記念館を出て

両替できる所を探した！

 

夫が言うには、なかなか両替所に たどり着く

にも、10分以上かかった！と言う。

アカン！！！我らは飛行機の時間が

迫っておる！！！

 

遠いわ、またすったもんだしー、では

時間がもったいない！！！

 

歩き出して直ぐ私、

「あっココを訪ねてみよう！」と

オフィスらしいドアをノックして、

入って行ったら、若いイケメンの兄ちゃん発見！

広くない個人事務所に一人で兄ちゃんが

いてた！

 

私「イクスキューズーミー！ ドボルジャーク

（現地ではそう呼ぶらしい）ムセウム

（ミュージアム）コルナオンリー！

プリーズ チェインジ 」と言って、ありったけの

ユーロを出した！！！

 

意味は分かってくれたようで、「いくら？」

と聞いてきたから、たぶん¥500ぐらいの

コルナの値段を言った！！！

「エッ？そんだけー？ そんだけでいいの？

それでこんなにユーロくれるの？」と

思っていることは、顔やジェスチャー、

声のトーンで分かった！

 

しゃーないねん！！！

こっちとら時間が無いねん！！！

今、金の損得より、一番大事なのは時間！！！

と少額のコルナ！！！

ユーロで換算するとコルナがどれくらい！？

とか、もう考える余裕もなかった！！！

（ただ暗算ができないだけ！？）

 

旅に出ると、何を一番優先するべきか？の

チョイスを常に迫られる！！！

 

日常の生活においても、この訓練は、とても

役に立っている！！！

 

で、めでたくコルナ手に入れ、再びあの

融通のきかないドボルザーク記念館の

オバハンの元へ！！！

 

おばはん、ビックリした様子！

「エッ？もう両替してきたの？ まだ五分くらい

しか経ってないわよ！？」とえらく驚いてた！

 

うちらは、少額のユーロをコルナに両替して

くれないあんたの石頭に驚いてるけどね！！！

それに、この記念館の館長にも！！！

 

なんでドボルザーク様という偉大な作曲家の

記念館に、ユーロを使えない！という心の

狭い考え方で運営してるのか？

 

その答えは、日本へ帰って来て何ヶ月も経って

理解することになる。