ドボルザーク博物館の写真は後日公開しますが

チェコの現代の歴史をチョット！

 

我々は、「なんだ！ドボルザーク博物館の頭の

硬さは💢 あんなに有名な作曲家なのに！！！」

 

ドボちゃんを知らない方は『新世界』を聴いて

みてください！

どこも美しいメロディ♡チョット聴いただけで、

『新世界』とわかる名曲！『家路』という

タイトルで唱歌みたいになっている部分も！

和歌山市では京橋か？お城か？忘れたけれど

『家路』が毎日夜の定刻に流れてるよ！

 

それに、ブラームスはドボルザークがゴミ箱に

捨てたメロディで、曲がいくつも書ける！と

ドボルザークのメロディの美しさをそう賛辞

してるぐらいだ！！！！

 

クラシック音楽家でなくとも、誰もが一度は

耳にしたことのある作曲家、曲！！！

世界中から来るだろう博物館！！！

 

なのになぜ？チェコの通貨コルナしか使えない

のか？ EUに入ってるんだから、ユーロも使える

のだ！観光客はユーロを持ってやってくること

ぐらい分かっているだろう？

現に、他の店では、全てユーロで買えた！

その疑問を抱きつつ帰国して、普通に暮らして

おった！

 

私、引っかかると ずっとそれを忘れない性格！

で、帰国してかなり経った頃、チェコの歴史を

知った！

地続きなもんで、ドイツ、オーストリア、

ハプスブルク家、ポーランド、ハンガリー、ソ連、

今わかるだけでも、これだけの国の支配下に

あった！

 

チェコの元々住んでた人は、スラブ民族だ！

スラブ舞曲 とかも聴いたことないですか？

私が、幼い頃から聴いていて、なんかドイツ

オーストリアと違う匂いがする曲や作曲家達！

中央ヨーロッパに生まれたり、育った作曲家

達！

 

その風土を確かめたくて、私は旅に出たんだ！

この、私を惹きつけた曲達を生み出した土地は

どんなだろう？

惹きつけられるということは、何か自分と

共通点があるのか？それとも違うから

惹きつけられるのか？

 

普通の観光客みたいに、観光地に行って、

写真を撮ったり買い物に興じたりしてたけど、

本来の目的は音楽の旅だったはず！

もちろんコンサートも聴いて、充実はしていた！

 

しかし、ドボちゃんの博物館でコルナしかダメ！

で「ハッ！？」となった！！！

 

そうだ！チェコは過去に、四方八方から強い

国に侵攻され、近年では1945年ソ連の支配下、

1968年、知識人、学生などから批判が高まり、

共産体制への改革を訴えるも、ソ連が武力介入

（プラハの春 と呼ばれる）、私ら子供頃は、

チェコスロバキア て呼んでたよな！？

この時代、自由に商売もできず、誰が密告するか

わからないから、立ち話もできなかったとか！

 

1989年国民のデモによりナント！？血を流さず

共産党体制が崩壊！これをビロード革命と言う！

その後スロバキアは独立！で、チェコ共和国に！

 

と、かいつまんで書いてもこんなですから、

自分達は、チェコ人なんだ！という自尊心は

相当なもの！とお察しします。

 

ドボの博物館でのコルナしか！！！というのは、

こういう歴史的背景があり、自分達の文化、習慣

を守りたい！という意志の表明から、こういう

決まり事になったのだなぁ！と。

 

私は帰国してかなり経ってから気づいたのでした。

ドボ博物館のおばさんごめんね！

そんな歴史背景も知らずに「頭の固いババアだ💢」

とか言って。