以前、大人の生徒さん数人でグループ
レッスンでのこと。
私「ピアノ弾く順番を、ジャンケンで
決めてくださいねー」と言った時
おじさまのお一人が「じゃいけん ぽん」
とおっしゃった!
和歌山では「最初はグー ジャンケンポン」
だ!年配の方は「最初はグー」は言われない!
「じゃいけん」?私 知ってる!知ってる音だ!
言ってた記憶が蘇った!そうだ!
このおじさま、京都で生まれ育たれた人!
そうそう、そういえば、私も言ってた!
子供の頃!「じゃいけんでほい」
全て四分音符で
タンタンタンタンタンタンタン
「じゃ い け ん で ほ い」
音の抑揚は、「ラソミソラシラ」
ああああ 懐かしいーーーー!
四十年以上聞いてなかったのに、
聞いたら思い出すんだな〜!
そう言えば、お年寄りに、昔の話を
聞いてあげてください!とか言うね!?
子供の頃に覚えたものは、一生忘れないんだ
の典型!!!
私は京都生まれ!て周りによく言ってるが、
親友に言わせると「何をえらかいそうに
(和歌山弁でえらそうに)言うてんのよー」
と言われるけど、
違うんだ!
別に偉そうに言ってるわけじゃなく
こういう少し違うところを知っているんだ!
という、、、んー、、これもちっちゃな自慢に
なるのかしら!?分からないけど。
同じ近畿でもジャンケンの言い方が違う!
いろんなことが、和歌山と大阪でも違う
だろうし、大阪でも、南と北では言葉も
印象が違うし、京都に行くと又変わる!
おもしろいんだ!
和歌山では、子供の手遊びで
「♪ 大根切ってすーべって」てのを知らない!
ところが、京都育ちの生徒ちゃんのママに
聞いたら「うちらは、♪ 大根切って 切り
すぎて〜でしたよ!」とか、話が合うのだ!
京都の貴船で、めっちゃ高い川床の鮎料理を
清水の舞台から飛びおりる思いで食べに
行った!
店員のお姉さんが料理を運んで来てくれた時
「お姉さん(私のこと)には男前の鮎に
しときましたえ!」と言われて
あゆの塩焼きが出てきた!
そのイントネーションで、あっ!私、ココの
人間や!と思った。
イントネーションを表してみます!
「お姉さんには(ミソミ『下りて』シーシシ
男前の鮎に(ソソソソソソドミシ)しときました
えー(ソソソソー『下の』シ『上へ飛んで』ラー
だいたいこんな感じ!
こんな風に、少し違う!それを楽しんでるん
です!!!
違うことをバカにすれば、いじめや差別に
なる!!!
違うことを確認し、おもしろがる!対等にね!
またお盆とかで、違う県の人達との交流も
あるでしょうから、ぜひ違いを発見してみて
ください! (^_^)v
!