まず、習い始めから、父か母が練習に付き合って
もらう。 子供は気まぐれ!機嫌が揺れる!
上手くいかずに怒る泣くすねる!
そんでも、褒めたりなだめたりしながら、
先生の代わりにお家で先生役になって頂く。
それを数年!
まだ小学3~4年だと、しっかりしてなくて、
自主練はムリな子もいる。
尾木ママが言ってたよ。「自分から勉強できる
ようになるには、高学年ぐらいにならないと
ムリよ!」て。 だから楽器も同じ。
だけど、自我が育ってきて、親の言うことは
聞きたくない!て年齢にも差しかかる。
親は、もう何年も習ってるんだから、自分で
練習できるだろう!と思って「練習しないんなら
やめなさい!」てことを言ってしまう。
これは禁句!!!
絶対こんなやりとりしてたら、結果は「やめます」
ということになる。
上手になる子供の親は、子供は怠けるのが
当たり前!くじけるのが当たり前!ということを
ご存知だ。 その上で、褒めたりおだてたり、
声かけがうまい!!!
練習に付き合って頂くのは、本当にご苦労な
ことと、頭が下がりますが、
その薄紙を毎日毎日重ねて重ねて振り返ると、
立派に弾けるようになったね♡と親や先生より
大きく育った子供を、眩しく喜ばしく見上げる
ことができるようになるのだ。
めんどくさい!をいかに毎日付き合って
頂けるか?極端に言えば、これに尽きると
思っている。
講師と生徒と親子さん、三者力を合わせて、
やっと一人前に楽器が弾けるようになるのだ!
だから大人になって「スゴイね」と周りから
尊敬の眼差しで見られる。
それまでに、どんな苦労があったか?なんて
想像もされずに。(講師は分かってますよ)
と言うことで、今日のお題の結びは、
子供が自主練できるようになるまで、親子さん
が、ついて見守ってあげてください!と
いうことでした。