左のペダルて何なの?という質問を
よく受ける。グランドペダルの左端を踏むと
鍵盤全体が、5ミリほど横にゴソっと動きます。
それはピアノの中でも同じ動きが連動していて
弦を叩く白いハンマーも全部のキーがゴソッと
横にスライドします。
すると、ハンマーのいつも叩いてた所と違う
2ミリぐらい?ズレた所で弦を叩く!という
ことになり、羊毛でできたあんまり叩かれて
なかった柔らかな所で弦を叩くことに。
だから、優しい音量を抑えた音色がするのです。
ダダ弱くなるというか、音色を変えたい!と
言う所で踏むのです。
アップライトの場合は、左ペダルを踏むと
フェルトが一枚ペロっと、ハンマーと弦の間に
挟まり、やさしい音になります。
だから、グランドピアノの左ペダルを踏む、と
いうことは、鍵盤全部とハンマー部分の塊
全部を動かす!ということになり、足に🦶に
かなりの負担がかかります。
それを、踏んだり離したりの練習を数百、数千
という回数を重ねれば、久々だったら、アキレス腱
からふくらはぎまで、筋肉痛が起きても不思議では
ないわな!?と、後から考えると気がついたの
でした!
久々に踏んだから悪かったのか?歳をとった
せいか?どちらもなのか?わからないけど、
初めての経験で、びっくりしながら、足を
引きずって、5日ぐらいは歩いていました。
つづく